ディズニーが大好き。キャラクターやパークが好きかと訊ねられることが多いが一言でいうとウォルト・ディズニーの信念や世界観が好き。
この話はまたゆっくりするとして。

キャラクター、つまり着ぐるみのコスチュームで男らしい、女性らしいが視覚に飛び込んでわかる。赤いドレス、ピンクの帽子。
ジェンダーレスの時代とはいえ、わかりやすい色使いがディズニーの中では多い。
次に忘れてはいけないのが、しぐさ。
しぐさはとても重要。
ミッキーの恋人ミニーちゃんのしぐさは、女子なら一度は参考にするべき。
手の位置は常に顔周りや体やスカートにつかず離れず、添っている。
両手を組んで顔の横、あごの下にそっと持ってくるしぐさはとてもかわいい。

いつも研修やセミナーで話している「脇がギュッとしまっている」というのはミニーちゃんのしぐさのこと。
脇がしまっていると動きに品が出る。
反対にミッキーは大きい身振り手振りが男らしく、頼りがいがある、ナイスガイそのもの。

どこから見てもかわいらしく、女性らしいというのは難しい。
古い言葉でぶりっこ、したたか、そんな反感を持たれることもあるのが可愛い女性の宿命。
媚びていない清潔感は重心がきちんと真ん中にあるから。ミニーちゃんはお尻をふりふり歩かない。
腰をくねらせない。着ぐるみだから当然でしょ、と言われるかもしれないがクラリスという色っぽいキャラクターはかなり腰をくねらせている。
くねくねしなくても、女性らしさが伝わるしぐさのお手本。
老若男女問わず、好かれるしぐさに間違いない。

ディズニーしぐさシリーズは続く。