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最終学歴から最新学歴の時代

CS(customer satisfaction)研修をサポートさせていただいている企業と今後の打ち合わせ。
全国に店舗展開する老舗の会社には底力がある。持っているパワーをどんな方向に出すのか、時代の流れとともに調整が必要だ。
接客する側は親しみやすさが一番。プラスアルファちょっとした品格だったり、身につけているもののセンスなどもアップデートしないと新しいお客様がついてこない。アドバイスや提案をする場合、お客様を魅了する佇まいや振る舞いで説得力が増す。この人から買いたい。この人に選んでもらいたいと心が動く。
より良い信頼関係を保つには、新しい情報を持っていることが物言わずしてもお客様にわかるようにしたい。高価なものでなくても腕時計を選ぶセンス、メイクの鮮度や更新感をお客様の目には自然と飛び込んでくる。全身を整えることは「おもてなし」の基礎である。永くお付き合いする顧客にこそ、自慢の担当者であってほしい。成長しようとする努力が周りに伝わり、いつの間にか顧客から応援される販売員になる。
社長と今後の計画を立てながら、お互いの最近の学びを情報交換した。さすが企業のトップは業務や業界を超えて自ら常に学びの場においていらっしゃる。
「この頃は最終学歴より、最新学歴ですね」と穏やかに話された。人生100年時代、よく考えてみたら最終学歴は遥か昔のことだ。何を学んでいるのか、何に興味があるのか、「今」「最新」の学びを更新する毎日でありたい。そしてこちらの企業には平均年齢58歳というベテラン勢がいる、目が離せない企業だ。

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