接遇ロールプレイング大会の審査員。
サポートさせてもらっている企業の記念すべき第1回の大会。
開会の際に挨拶する時間をいただく。何を話そうか、直前まで悩んだが守破離について触れた。

現在、こちらで接遇の基本徹底をお手伝いしている。その中には必ず型通りのものがある。
お客様が不快に思わない所作。お客様が自分を大切にしてくれていると思う振る舞い。この場所は品格があると思ってもらえる言葉遣い。
誰もが好印象と感じるものを一度共有する大切さ。
やっぱり守破離だ。まずは先輩から教わり、その通りにやってみる。次に自分の考えを取り入れて経験値が上がれば自分らしさが好印象になる。
ロープレ大会で守破離が目の前で展開される。ユーモアたっぷりの接客。丁寧な対応。お客様を喜ばせ、自ら提案できることを楽しむ人。三者三様、全てキラキラ輝いていた。

優勝した1人が表彰されて泣きながら話した。先輩に教わり、同じデパートの違う業界の接客を学び、お客様視点で実際に様々な接客を受けてみて良いと思うものを何度も繰り返した、と。
人から教わり、真似て、繰り返す。そこで初めて自分らしさが生まれる。先に自分らしさを考える人が増えてきているが、迷って自分探しするなら、好きな人のことを真似てみるのも良い。
表彰の時、泣いちゃったな。感動をもらえる有り難いお仕事。愛がある。